九州一周旅行(第一弾)
2006/08/13 福岡→熊本
2006/08/14 熊本→大分→宮崎→鹿児島
2006/08/20〜21 レポートを書いた日
九州で暮らすのも今年が最後なので,今のうちにいろんなところに行ってみようと,九州のすべての県をまわってみることにしました.例によって今回も18きっぷを使いまして,その県で最も大きな駅を写真に納めることで,その県を訪れたことにします.
一日ですべての県をまわるのは無理なので,数回にわけてまわることにしました.第一弾として福岡・熊本・大分・宮崎・鹿児島をまわってきました.

(地図はJR九州のページからお借りしました)
出発の一日目(13日)の夜には天神でKOTOKOライブがあったので,それまで福岡県内の乗ったことのない路線をぶらぶら廻ってみました.
若戸大橋を下から見上げる 10:40 戸畑駅で昼食
12:30 若戸大橋の下を渡し船でわたる
戸畑までわざわざ行ったのは,渡し船と筑豊本線の折尾以北の線(通称:若松線)に乗りたかったからなのです.海は風が気持ちいい.
若松駅構内 閑散としてました 12:40 若松駅まで徒歩で移動
筑豊本線の北の終点駅・若松駅まできました.昼間だったからのんびりとしてたけど,まわりにはたくさんマンションが建っていたので結構朝夕は混むのかもしれません.若松区は海は近いけど何もないっていう印象でしたw
13:30 若松駅到着→折尾駅(筑豊本線)
14:30 折尾駅到着→香椎駅(鹿児島本線)
15:00 香椎線を全線乗る(香椎→西戸崎,西戸崎→宇美)
16:20 宇美駅到着→長者原駅→博多駅
長者原から香椎までは乗ったことがあったけど,その両端には行ったことがなかったので乗ってみました.香椎の西方は海水浴シーズンということでたくさんの人が乗ってきました.しかしこの路線,150万都市の福岡市にあって非電化2両なんですよね.似つかわしくないっていうかw
香椎線西戸崎(さいとざき)駅付近の景色.いいところです 香椎線の北の終点・西戸崎駅 海の近くにある静かな駅でした 香椎線の南の終点・宇美駅.赤い柱が特徴的な駅で広々としています
16:40 博多駅到着(福北ゆたか線)→天神
17:00 天神到着、KOTOKOライブ
500人くらいが入るライブ会場でした.いつも前から見ているので,たまには違った見方をしようとかなり後ろのほうに並んでみました.前のように押されることもなく,曲をしっかり聞くことができてよかったです.今回のライブはKOTOKOベストな曲が多くて選曲には満足しています.
福岡と接する熊本県の荒尾駅 21:00 博多駅出発
22:00 荒尾駅到着(鹿児島本線)
ライブが終わってすぐに博多駅に移動して,福岡と接する荒尾駅に向かいました.特急で何度も通ったことはある駅だけど,降りたのは初めて.夜なので周囲に何があるかわかりません.
22時,23時台というと首都圏だと飲んだ帰りの人たちですごく混むものですが,この地域の方のお帰りは早いようでがらがらでした.熊本運輸センター所属の817系電車は福北ゆたか線の同系と側面ロゴしか変わらないけど,いつもと違うところを走っているからか少しイメージが違いました.
熊本駅の駅票.駅全体を撮影するの忘れちゃったw 23:30 熊本駅到着(鹿児島本線)
熊本駅に到着したのが23:30頃.ライブ後で腹減ってたんで駅の中にある吉野家に入ろうとしたんですが,23時で閉店してるし! 24時間営業じゃない吉野家は初めて見ましたw 朝までどうしようもないので近くのファミレスでドリンクバーで粘りつつ,5時間ほどを過ごしました.その間も寝てません!
豊肥線スイッチバックの途中の坂,列車の後ろから撮影したので下りが写っています 4:30 ファミレス退出
5:10 熊本駅まで移動、豊肥線始発に乗る
いい加減眠くなって4時半にファミレスを出て,朝一の豊肥線列車に乗りました.しばらく熊本郊外を走った後…,寝てました_| ̄|○ 起きたとき,ちょうどスイッチバックで有名な立野駅に到着したところだったのでほっとしました.かなりおいしいところを見逃すところだったんですから.それにしても坂が急すぎますよ.現在のキハ125形は難なくのぼりますが,こんなところを蒸気機関車は本当に走り切れたのかと思ったものです.
豊肥本線(熊本駅から阿蘇駅までの区間)の車窓から
霧が濃くて何も見えないという 阿蘇の夜明け.とってもきれいでした. 風力発電用のプロペラがまわっていました
豊肥本線の駅(左から赤水駅,宮地駅,豊後竹田駅)
赤水駅.とても霧が濃い.その割に涼しくはないです 宮地駅 豊後竹田駅
すっかり朝というか昼です 9:30 大分駅到着、芝生の上で仮眠
阿蘇駅を越えると列車はひたすら下り続けます.これといった景色もなかったので寝てましたw 気づくと大分駅に到着.写真に時計が写っていて9:30を指しているのが分かると思います.5時からずっと乗ってたんですよw 熊本・大分間って結構距離があtるんだと身をもって知りました.
大分駅に到着したはいいですが,周辺に何があるのか調べてなかったしとっても眠かったので芝生のうえで数時間の仮眠を.でもやっぱり暑くてあんまり寝れなかったです.
11:30 大分駅から日豊本線で南下
ここから鹿児島まではひたすら日豊本線を南下するだけなんですが,一つ問題が! それは大分と宮崎の県境付近の列車本数が極端に少ないこと.なんと一日に3往復しかしない地域があるのです.その列車に乗るためには夕方まで待たないといけないんですよ.
寝て待つのもせっかくの旅行にはもったいないので,ちょっとずつ南下しつつ途中の駅で降りてみました.例えば,大分市の端に位置する幸崎駅.こんな田舎の駅もいいなぁって.美凪やみちるに会えるかもしれないしw
駅全景.一応有人駅です ホームは意外と長い ホームの一部分だけ屋根があります
13:40 臼杵駅
15:00 佐伯駅
臼杵(うすき)駅で1時間,佐伯(さいき)駅で2時間次の電車を待ちました.佐伯駅から延岡駅までの区間は極端に列車の本数が少なくなるのです.
臼杵駅 佐伯駅.すぐ近くにフェリー乗り場があるらしい 日豊本線・大分中部の景色.とても海の近いところを走ります.
17:20 佐伯駅出発
18:20 宗太郎駅
宮崎との県境に位置するこの地域はなんと一日3往復しか普通列車が走りません! 特に山間部に位置する宗太郎駅は周囲にわずかな民家があるだけの秘境駅.3分ほど停車時間があったので下車してみましたが,ほんとに何もない駅です.無人駅であることは言うまでもないですが,屋根もなくホームが砂利のまんまっていうのには驚きました.今回の旅行の楽しみであった宗太郎越えを達成できて満足!
周辺の民家.一日3往復じゃ駅が近くにあっても使ってないと思いますw 進行方向(延岡方)を撮影.一応跨線橋はありますが,一日3人しか利用しない駅で誰が利用するんだろう?w 進行方向と逆(佐伯方)を撮影.鉄道ファンが駅票を撮影してますね.
18:40 延岡駅到着
20:10 宮崎駅到着
延岡から宮崎までは背の低い住宅地が並んでいる景色が続きました.このあたりから陽も落ちて暗くなってきたので撮影していません.
面白いと思ったのが宮崎駅の改札.2面4線のホームごとに改札が別なのです(右の写真参照).
宮崎県北部に位置する延岡駅 暗かったので周囲に何があるのかわからなかった 改札付近.撮影したとき片方の改札に駅員はいなくて乗客が何も見せずにホームの中に入っていきましたw
時計を見てください.もう終電です 21:00 宮崎駅出発、再び日豊本線で南下
23:40 今回の旅の終点・鹿児島中央駅に到着
宮崎駅からはひたすら暗闇のなかを鹿児島に向けて進みました.そして終点・鹿児島中央駅に到着したのが23:40.この駅は新幹線の終着駅なだけあってこの日まわった九州の駅のなかでは最も規模が大きく,周囲も発展していました.
駅周辺には映画館なんかが入ってます 結局2日目は始発から終発までフルに使って移動しました.その割にはあまり疲れなかったのは不思議です.東京・博多間を18きっぷで2往復したことがありますが,そちらのほうが何倍も疲れますw
残念だったのは宮崎〜鹿児島間は全く景色が見えなかったこと.また機会があれば明るい時間帯に乗って流れる景色を楽しみたいですね.
800系つばめ(出水駅にて) 福岡への帰り
帰りは新幹線800系つばめとリレーつばめを使っちゃいました.18きっぷの旅なのに何事かとお思いになられるでしょうが,諸事情で急いで帰らないといけなかったものですからお許しを.
800系には5,6回乗っていますが,初めて満席になったのを見ました.いつもがらがらな席が埋まるってのは気持ちいいものです.